今年は寒波の影響で例年よりも寒く感じる日が多いと思います。
凍えるような寒さの日は、体を芯から温めてくれるドリンクが飲みたくなりませんか?
今回は、そんな時にぴったりなホットドリンクをふたつご紹介します。
ひとつめはドイツでグリューワインと呼ばれるホットワインです。
ワインにスパイスやフルーツを入れて火にかけ香りや風味を移したドリンク。冷えた体を温める効果があり、
スパイスの効能とワインに含まれるポリフェノールがヒーリング効果ももたらして、寝る前に飲めば安眠へといざなってくれます。
赤ワイン 200ml
オレンジ果汁 1/2個~1個分
(フレッシュなオレンジをしぼったもの)
砂糖 大さじ2
レモンの皮のすりおろし 1/4個分
シナモンスティック 1本(3g)
カルダモンシード(ホール) 3個
スターアニス 1個
鍋にすべての材料を入れ弱火にかけ、沸騰直前で火を止め、しばらく放置して味をなじませます。
アルコールに弱い方は、しっかり沸騰させてアルコールを飛ばしても美味しいです。
飲むときに温めなおし、カップやグラスなどに注いでお楽しみください。
ふたつめのホットドリンクは、ココアです。
ココアに含まれるテオブロミンという成分は、血行を促進させて体を温める効果と、リラックス効果があります。
ヨーロッパのホテルで、ベッドサイドに小さなチョコレートが置かれていたことがありますが、それは安らかな眠りを誘うための
サービスだったのかもしれません。そして、ココアの注目すべき効能は、体が温まっている持続時間が長いということです。
ある調査によれば、生姜ドリンク、紅茶、コーヒー、緑茶等と比較した時、ココアが一番長かったそうです。
ココアパウダー 大さじ1 (8g)
砂糖 大さじ1 (12g)
牛乳 大さじ1 (15g)
牛乳 120g
生クリーム 20g
鍋に、ココアパウダー、砂糖、牛乳大さじ1を入れて、ペースト状になるまでよく練ります。
牛乳120gと生クリーム20gを加えて、弱火にかけて、沸騰直前まで温めて出来上がりです。
沸騰させると口当たりが悪くなりますので気をつけましょう。
今回ご紹介したホットドリンクは、ヒーリング、リラックス効果も期待できますので、疲れがとれない、元気が出ないという方にもおすすめします。ホットドリンクで厳しい寒さを乗り切りましょう。