初夏、緑がいきいきとしてくる季節。
Stay home, Stay safeの状況で、ふと気づいたことがあります。
それは、家の中に活けた花やグリーンが、今まで以上に癒やしを与えてくれることでした。
―朝、花の水を変えるのが、楽しい。
―ふと目を向けたリビングのグリーンに、ほっと心が和む。
―窓辺に活けたグリーンから、新芽を見つけて嬉しくなる。
こんなことに気づけたのは、この状況下のおかげなのかもしれません。
2021年のイギリスのメンタルヘルス啓発週間(5月10日~16日)のテーマは、“reconnecting with nature”でした。
―自然との再接続
イギリスのあるオーダーメイドキッチンの会社では、SieMatic URBANのデザインアイコンのひとつであるハーブポットが、自然との再接続の一例として紹介されていました。
屋外で過ごしたくもそれが難しい状況だからこそ、一日中自然とのつながりを保つには、こんなスペースがあると良いかもしれません。
東京・南青山のショールームでも、URBANのハーブポットをご覧いただけます。
そして、今回のコラム記事では、グリーンを取り入れた爽やかな朝食をご紹介したいと思います。
瑞々しいグリーンと共に、ヘルシーなメニューでゆったりとした朝食はいかがでしょうか。
―ドイツパン 数種類
―アボカドディップをのせたオープンサンド
―ディルやイタリアンパセリなどのハーブを混ぜたセルヴェル・ド・カニュ
―レバーパテ
―ポークリエット
―ハム
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ドイツパンは、小麦粉の白い部分だけではなく、ミネラルや、ビタミンなどの栄養を豊富に含む穀物を沢山配合しています。最近は、低GI食品*でカロリーが低めなため、美容、健康食品としても注目されているのです。
食感から「ハードパン」とも呼ばれています。シンプルながら噛むたびに味わい深く、満足感が得られます。
少し乾いた食感のパンなので、スプレッドを塗ると食べやすくなります。また、サンドイッチにするのもおすすめです。ドイツのパン屋さんには野菜、チーズ、サラミなどの他に、魚介類をふんだんに使ったサンドイッチなども並んでいます。
*低GI食品…食後血糖値の上昇が緩やかな食品。ダイエットやメタボリック・シンドローム予防などの観点で注目されています。
このドイツパンに合うスプレッドとして、フランスのリヨンの郷土料理のセルヴェル・ド・カニュの作り方をご紹介します。
セルヴェルは脳みそ、カニュは絹織職人という意味で、リヨンの絹織物職人が好んで食べていたというのが名前の由来のひとつです。
フロマージュブラン または水切りヨーグルト 200g
にんにくすりおろし 少々
ディル 2枝くらい 細かく切る
イタリアンパセリ 2枝くらい 細かく切る
レモンのしぼり汁 大さじ 1くらい
塩 少々
オリーブオイル 少々
すべてをボウルに入れてよく混ぜます。よく冷やしてから、パンなどにのせて食します。
これから暑くなりそうなときは、これをのせたパンに冷えた白ワインを合わせるのもおすすめです。
作ったスプレッドを保存する容器には、SieMaticの多彩なアクセサリーのひとつ、
陶器のオリジナルジャーがお薦めです。